グループウェア・サーバー

Lotus NotesやMicrosoft ExchangeなどのグループウェアをOracle WebCenter Collaborationに統合することができます。グループウェア統合機能を使用すると、ユーザーは、マイ・カレンダ・ポートレットを使用したグループウェア・カレンダのアイテムへのアクセス、予定および会議出席の依頼の作成、Collaborationカレンダとグループウェア・カレンダの同期を行えるようになります。

「グループウェア・サーバー」ページでは、次の操作を実行できます。

注意:グループウェア統合機能は、プロジェクトの電子メール送信機能を使用しているユーザーには不要です。プロジェクトの電子メール送信機能の詳細については、『Administrator Guide for Oracle WebCenter Collaboration』を参照してください。また、グループウェア統合機能を使用する上で、通知サービス(プロジェクトからユーザーへの電子メール通知の作成と送信に使用されます)は必要ありません。ただし通知サービスが実行されていない場合、プロジェクトの電子メール送信機能はあまり役に立ちません。

「グループウェア・サーバー」ページで使用できるボタンを次の表に示します。

 クリック項目
操作内容

サーバーの追加

Oracle WebCenter Collaborationに新たに統合するグループウェア・サーバーを追加します。表示される「グループウェア・サーバー」ダイアログ・ボックスで、グループウェア・サーバーの詳細情報を入力します。

サーバーのテスト

Oracle WebCenter Collaborationに統合された各グループウェア・サーバーで診断テストを実行します。テスト結果は、各グループウェア・サーバーの「ステータス」列に表示されます。注意:このボタンはLinuxおよびその他のUnixプラットフォームでは表示されません。

Oracle WebCenter Collaborationへのグループウェア・サーバーの統合を取り消します。

 
「グループウェア・サーバー」ページに表示される列を次の表に示します。
 
 列
説明

グループウェア・サーバー

この列の情報は、グループウェア・サーバーがすでに追加されている場合にのみ表示されます。Oracle WebCenter Collaborationに追加したグループウェア・サーバーの名前が表示されます。グループウェア・サーバーのプロパティを編集するには、そのサーバー名をクリックします。

エイリアス

 

「グループウェア・サーバー」ダイアログ・ボックスで入力した特定のサーバーのエイリアスが表示されます。

ステータス

「サーバーのテスト」をクリックして実行した診断テストの結果が表示されます。各サーバーについて、次のいずれかが表示されます。

  • OKグループウェア・サーバーが正しく機能しています。

  • エラーグループウェア・サーバーが正しく追加されていないか、グループウェア・サーバーが正しく機能していません。エラーの原因を示すメッセージが表示されます。また、推奨されるトラブルシューティング方法が表示される場合があります。エラーの詳細情報は、Collaborationのログで確認できます。ログを参照するには、Collaboration管理ユーティリティの「診断」ページの上部にある「ここをクリック」リンクをクリックします。

 
グループウェア・サーバー設定の確認および編集が完了したら、「終了」をクリックします。管理オブジェクト・ディレクトリのOracle WebCenter Collaborationフォルダに戻ります。

  関連トピック:

    1. 「管理」をクリックします。
    2. 「ユーティリティの選択」ドロップダウン・リストから「Collaboration管理」を選択します。
    3. 左側にある「設定」で、「グループウェア・サーバー」をクリックします。