タグ・エンジンでは、タグ・エンジンの検索構文を使用して、テキスト、タグおよびプロパティを含む複雑な検索クエリーを定義できます。このトピックでは、タグ・エンジンの検索構文を使用するときのルールについて説明します。次のセクションがあります。
テキストの検索
タグの検索
プロパティの検索
操作
複雑な検索クエリーの作成
このトピックでは、検索クエリーを作成するときのルールについて説明します。タグ・エンジンが検索結果として返すアイテムおよびユーザーを決定する方法の詳細は、テキスト、タグおよびプロパティの一致についてを参照してください。
タグ・エンジンでは、テキスト文字列を使用してクエリーを作成することで、アイテムやユーザーを検索できます。アイテムまたはユーザーとのテキストの一致があったときは、そのアイテムまたはユーザーが検索結果として返されます。
テキスト文字列を使用して検索クエリーを作成するには、検索するテキストを入力して検索を実行するだけです。必要な場合は、演算子を使用して、検索クエリーに条件を追加できます。
テキスト文字列を使用して検索クエリーを作成するときは、次のガイドラインに従います。
テキストの大文字と小文字は区別されません。つまり大文字のAと小文字のaとは同じになります。
語句全体と一致するデータを検索するには、複数の単語を引用符（"）で囲みます。
複数の単語をすべて含むデータを検索するには、それらの単語をスペースで区切って入力します。
これはAND演算子を使用するのと同じになります。
複数の単語のうち少なくとも1つを含むデータを検索するには、それらの単語をカンマまたは縦線（|）で区切って入力します。これはOR演算子を使用するのと同じになります。
インターネットで一般的な検索演算子であるプラス（+）とマイナス（-）を使用できます。検索結果に必ず含まれるようにするテキストがあれば、そのテキストの前にプラスを付けます。検索結果から除外するテキストがあれば、そのテキストの前にマイナスを付けます。プラスまたはマイナスの後にはスペースを入れません。
注意: プラスおよびマイナスの演算子を使用した検索は、次のタグ・エンジンの演算子と同時に使用することはできません。
タグ・エンジンでは、タグ参照を含むクエリーを作成することで、アイテムやユーザーを検索できます。アイテムまたはユーザーとのタグの一致があったときは、そのアイテムまたはユーザーが検索結果として返されます。
検索クエリー内にタグ参照を作成するには、tagに続けてコロン（:）とタグの名前を入力します。たとえば、検索クエリーにtag:salesと入力すると、"sales"タグが適用されているアイテムおよびユーザーが返されます。複数の単語を含むタグのタグ参照を作成する場合は、tag:"sales department"のように語句全体を引用符で囲みます。タグ参照では大文字と小文字は区別されません。"tag"は、大文字、小文字または大文字と小文字の混在で入力できます。
必要な場合は、演算子を使用して、検索クエリーに条件を追加できます。
検索クエリー内にタグ参照を入力する方法は、そのタグをクリックするのと同じです。テキストおよびプロパティも含む複雑な検索クエリーを作成する場合は、タグ名を入力します。
タグ・エンジンでは、プロパティ参照を含むクエリーを作成することで、アイテムやユーザーを検索できます。アイテムまたはユーザーとのプロパティの一致があったときは、そのアイテムまたはユーザーが検索結果として返されます。
プロパティ参照を作成するには、プロパティの名前を入力し、続けてコロンと、検索する値を入力します。たとえば、Janeという名のユーザーが作成したすべてのドキュメントを検索する場合は、検索クエリーにauthor:Janeと入力します。Department:Marketingと入力すると、Marketing部門に所属するすべてのユーザーが返されます。値に複数の単語が含まれるプロパティのプロパティ参照を作成する場合は、author:"Fred Smith"のように語句全体を引用符で囲みます。
注意: 検索結果には、プロパティ検索と厳密に一致したアイテムおよびユーザー以外の結果が含まれる場合があります。前述の例で言うと、author:"Fred Smith"のプロパティ検索では、作成者のプロパティ値として"Fred Smith"を持つドキュメントのみでなく、"Fred Smith-Jones"や"Fred Smith/New York"などの別の値を持つドキュメントも返されます。また、Department:Marketingのプロパティ検索クエリーでは、部門のプロパティ値として"Marketing"を持つドキュメントのみでなく、"Marketing - Northwest"や"Marketing and Sales"などの別の値を持つドキュメントも返されます。
複数の単語を含むプロパティへの参照を作成するには、プロパティの単語間にスペースを入れないようにします。たとえば、システムに「Phone Number
必要な場合は、演算子を使用して、検索クエリーに条件を追加できます。
検索できるプロパティのリストを表示するには、検索アシスタントに移動します。「次を含む」条件の左にあるドロップダウン・リストには、これらのプロパティがすべて表示されます。
次の表では、検索クエリーで使用できる演算子を説明します。
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演算子 |
説明 |
検索クエリーの例 |
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AND |
AND演算子の左側と右側の単語を両方含む結果を返します。 注意: 検索語をスペースで区切ると、AND演算子を使用するのと同じになります。 |
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OR |
OR演算子の左側と右側の単語のいずれかを含む結果を返します。 注意: 検索語をカンマで区切ると、OR演算子を使用するのと同じになります。 |
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NOT |
NOT演算子の左側の単語を含むが、NOT演算子の右側の単語を含まない結果を返します。 |
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NEAR |
NEAR演算子の左側の単語とNEAR演算子の右側の単語がX文字以内の位置にある結果を返します。 たとえば、"early <NEAR/10> retirement"と入力すると、"Plan early for your retirement"という文字列を含むドキュメントが返されます。 注意: NEAR演算子は、タグおよびプロパティと同時に使用できません。 |
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* |
テキストまたはプロパティの部分一致を検索するには、アスタリスク（*）を使用します。このアスタリスクは、ワイルドカードと呼ばれます。 検索で サブストリング 検索（ストリングの両側にワイルドカード を入力した検索）を使用する場合は、少なくとも3文字を入力する必要があります。 注意: *演算子は、タグの名前には使用できません。 |
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テキスト、タグ、プロパティおよび演算子を組み合せた複雑な検索クエリーを作成できます。また、カッコを使用して、クエリーをネスト構造にすることもできます。次の表では、複雑なクエリーの例を挙げて、返される検索結果について説明します。
クエリーの例 |
戻り値 |
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(author:"Juanita Jackson" NOT language:English) OR (tag:sales AND tag:"western region") |
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("water quality" AND author:"Juanita Jackson") OR ((conservation AND "global warming") OR (conservation AND name:*.ppt)) |
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