ポートレット・レスポンス時間コンソール・ページには、ポートレットの最小、平均および最大のレスポンス時間が報告されます。次の項では、レポートをカスタマイズする際に設定できる属性について説明します。
これらの設定では、表示形式の指定や、レポートに表示するコミュニティの選択ができます。
レポートの表示形式は次の中から選択できます:
選択項目 | 説明 |
上位ポートレット | レスポンス時間が最も短いポートレットを表示します。表示対象として、上位5件、10件、15件または20件のポートレットを指定できます。 |
下位ポートレット | レスポンス時間が最も長いポートレットを表示します。表示対象として、下位5件、10件、15件または20件のポートレットを指定できます。 |
すべてのポートレット | すべてのポートレットを表示します。表形式ビューでのみ使用できます。 |
ポートレットの指定 | 特定のポートレットかまたは複数のポートレットのレスポンス時間メトリックを表示します。このオプションを選択した場合は、「参照」をクリックして表示するポートレットを選択します。 |
コミュニティの指定 | 特定のコミュニティかまたは複数のコミュニティのレスポンス時間メトリックを表示します。このオプションを選択した場合は、「参照」をクリックして表示するコミュニティを選択します。 |
オプション | 説明 |
最大 | 選択されたポートレットについて、フィルタされた期間中の最大レスポンス時間を表示します。 |
平均 | 選択されたポートレットについて、フィルタされた期間中の平均レスポンス時間を表示します。 |
最小 | 選択されたポートレットについて、フィルタされた期間中の最小レスポンス時間を表示します。 |
次のプロパティに従ってレポートをフィルタできます。
フィルタ・タイプ | 説明 |
日付範囲 | データを日付範囲に基づいてフィルタできます。 「日付範囲の指定」を選択した場合は、開始日と終了日を選択できます。 |
認証ソース | データを認証ソースに基づいてフィルタできます。 |
ユーザー・プロパティ | データを、ポータルで定義されたユーザー・プロパティに基づいてフィルタできます。目的のプロパティを選択した後、「次を含む」または「次を含まない」を選択し、フィルタするプロパティ値を選択します。 |
複数のポートレットが選択されている場合、データはポートレット名によって自動的にグループ化されます。なお、報告されるデータは次の属性によってグループ化することもできます。
プロパティ | 説明 |
時間間隔 | このオプションを選択すると、選択された期間によってデータがグループ化されます。折れ線グラフに、選択されたパラメータに応じた時間間隔グループが表示されます。 |
ユーザー・プロパティ | このオプションを選択すると、選択されたユーザー・プロパティによってデータがグループ化されます。ユーザーは、各自のユーザー・プロパティ内のプロパティ値によってグループ化されます。 |
ポートレット・レスポンス時間レポートのプロパティを構成した後、「データの表示」をクリックして結果を表示します。
注意: 見やすさを確保するため、図表には最大25個のデータ・ポイントが時系列で表示されます。たとえば、折れ線グラフ・レポートの設定で、期間を3日間、グループ化基準を時間として構成した場合、72個のデータ・ポイントがリクエスト対象となりますが、折れ線グラフには最初の25時間のみが表示されます。見やすさを優先するため、ラベルは必ずしもすべてのデータ・ポイントについて表示されません。表形式レポートの場合、レポートに含まれるデータ・ポイントは最大1000個です。ただし、レポートをエクスポートした場合はすべてのデータ・ポイントが含められます。
レポートのエクスポート
レポートをエクスポートするには、「レポートのエクスポート」をクリックし、ファイルを開くかまたは保存します。
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