分析検索ポートレットには、ポータル内での上位の検索が報告されます。ポータル検索では大文字と小文字が区別されないため、すべての検索は大文字に変換されて表示されます。レポートは、「ランク」、「検索フレーズ」、「合計」、「中止」および「中止された割合」を基準にソートすることもできます。 中止された検索は、ドキュメント・ビューとしてカウントされません。
注意: 表形式レポートの場合、レポートに含まれるデータ・ポイントは最大1000個です。ただし、レポート用のデータをExcelにエクスポートした場合は、すべてのデータ・ポイントがレポートに含められます。
このコンソール・ページのデータは、表形式でのみ表示できます。返される検索フレーズの数はユーザーが設定できます。
結果が返されなかった上位検索用語のみを報告するには、「ゼロ結果のみ」を選択します。
次のプロパティに従ってレポートをフィルタできます。
フィルタ・タイプ |
説明 |
日付範囲 |
データを日付範囲に基づいてフィルタできます。 「日付範囲の指定」を選択した場合は、開始日と終了日を選択できます。 |
認証ソース |
データを認証ソースに基づいてフィルタできます。 |
ユーザー・プロパティ |
データを、ポータルで定義されたユーザー・プロパティに基づいてフィルタできます。目的のプロパティを選択した後、「次を含む」または「次を含まない」を選択し、フィルタするプロパティ値を選択します。 |
レポートの表示用タイトルを入力し、ユーザーによるカスタム日付範囲の指定を許可するかどうかを指定します。
Oracle WebCenter Analyticsのレポートは、特定の業務機能(容量計画、QoS分析、ROI分析、検索の「お薦めコンテンツ」のカスタマイズなど)を実行する一部の管理者が、使用状況メトリックを参照できることを目的としています。
分析コンソールとポートレット・レポートには、エンタープライズ・ポータル分析に役立つ使用状況データが出力されますが、それらはポータル・ユーザーにとってプライベートまたはセンシティブなデータである場合があります。たとえば、検索、ドキュメント、コミュニティおよびポートレットの各レポートは、いくつかのユーザー・プロパティ(電子メール・アドレス、姓、名など)に基づいて特定のユーザーのアクティビティ・メトリックを表示するように構成できます。
Oracle WebCenter Analyticsレポートを導入する前にセキュリティとプライバシを保護するには:
1. 分析コンソールとポートレット・テンプレートへの管理アクセス権を管理します。
マイ・コミュニティへの分析コンソール・コミュニティの追加、Oracle WebCenter Analyticsポートレット・テンプレートに基づくポートレットの作成、新しい管理グループの作成およびグループ・メンバーシップの管理を、限られた数の管理ユーザーのみが実行できるようにします。この管理グループのメンバーには、分析コンソール・コミュニティに対する読取りアクセス権限と、ポートレット・テンプレートが置かれているAdmin Objectsディレクトリに対する選択アクセス権限を付与する必要があります。
2. 分析コンソール・データへの非管理ユーザー・アクセス権を管理します。
非管理ユーザーが自分のマイ・コミュニティに分析コンソールを追加できるようにする場合は、分析管理でコンソールのセキュリティを構成します。詳細は、セキュリティ設定を参照してください。
3. Oracle WebCenter Analyticsポートレットへのユーザー・アクセス権を管理します。
ポートレットを作成する際には、特に目的のあるビューでない限り、プライベートまたはセンシティブなデータを含まないメトリックを構成します。レポート内のメトリックにプライベートまたはセンシティブなデータが含まれる場合は、セキュリティを構成し、指定された適切なユーザーのみが選択アクセス権限を持つようにし、それらのユーザーのみが自分のマイ・ページにポートレットを追加できるようにします。
4. ゲスト・ユーザーが分析ポートレットを自分のマイ・ページに追加できないようにします。
ポートレット・テンプレートを使用したポートレット作成の詳細は、Oracle WebCenter Interaction管理者ガイドを参照してください。
管理グループの作成と、ユーザーおよびゲスト・アクセス権の管理については、Oracle WebCenter Interaction管理者ガイドを参照してください。