ナレッジ・ディレクトリへの公開

ドキュメントまたはファイルを公開し、ポータル・ナレッジ・ディレクトリ内でそのドキュメントまたはファイルへのリンクを作成できます。公開済みのファイルは、ポータル・ユーザーによるアクセスを可能にする前に、ポータル管理者による承認が必要です。ナレッジ・ディレクトリの目的のフォルダに対してすでに管理権限がある場合は、公開済みのファイルが自動的に承認されます。

ナレッジ・ディレクトリにファイルを公開するには、あらかじめ管理者がコンテンツ・ソースを公開用に構成しておく必要があります。詳細については、ディレクトリへの公開を参照してください。

ドキュメントがナレッジ・ディレクトリに公開されたら、ナレッジ・ディレクトリから公開されたバージョンへのアクセスには、親ナレッジ・ディレクトリ・フォルダのアクセス設定が継承されます。たとえば、全員グループがナレッジ・ディレクトリ・フォルダへの読取り権限を持っている場合、ゲスト・ユーザーを含むすべてのユーザーがナレッジ・ディレクトリから、公開されるOracle WebCenter Collaborationドキュメントのバージョンにアクセスできます。

この操作を実行するには、ポータル・ナレッジ・ディレクトリについて熟知している必要があります。詳細については、ポータル管理者にお問い合わせください。

初めてファイルを公開する場合

パブリケーション・フォルダを選択し、次の設定を構成したら、「終了」をクリックしてファイルを公開します。

設定
説明

宛先フォルダ

ナレッジ・ディレクトリからパブリケーション・フォルダを選択するには、「参照」をクリックします。ナレッジ・ディレクトリ・フォルダを表示するには、少なくとも編集権限が必要です。

必須プロパティ

プロジェクト・リーダーは、ナレッジ・ディレクトリへの公開時に、カスタム・プロパティを必須プロパティとして設定できます。表示されるカスタム・プロパティの値をそれぞれ入力します。ドキュメント属性にマップされたカスタム・プロパティは、その値とともにナレッジ・ディレクトリ内のドキュメントに追加されます。

デフォルトをオーバーライド

 

Oracle WebCenter Collaborationによってドキュメントまたはファイルの名前および概要の設定を自動的に行うようにするには、このチェック・ボックスをオフにします。Collaborationで変更されたファイルの名前および概要が、自動的に更新されます。次にファイルの索引が作成された時に、この情報がOracle WebCenter Collaborationによってナレッジ・ディレクトリで更新されます。

ポータル・ナレッジ・ディレクトリで表示されるファイル名を指定する場合は、このオプションをオンにします。次の項目を定義します。

  • ドキュメント名ポータル上で表示するファイルの名前を入力します。

  • ドキュメントの概要ファイル・コンテンツの概要に入力する文字数は250文字以内にしてください。この情報はポータル内で表示されます。したがって、概要にわかりやすいキーワードを入れておくと、ポータルのドキュメントが検索しやすくなります。

公開済みファイルの更新

更新バージョンのファイルを、現在の場所に再公開したり、ナレッジ・ディレクトリ内の他のディレクトリに追加したりすることができます。

設定
説明

目的のフォルダ

ナレッジ・ディレクトリ内に追加されたフォルダにファイルを公開するには、「参照」をクリックして、新しい公開先のフォルダを選択します。ナレッジ・ディレクトリ・フォルダを表示するには、少なくとも編集権限が必要です。


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