プロジェクトのごみ箱

プロジェクト・リーダーは、プロジェクトのごみ箱にアクセスすることができます。このごみ箱には、特定のプロジェクトから削除されたすべてのコンテンツが機能エリア(タスク、ドキュメント、ディスカッション)別に表示されます。この機能は、プロジェクト・テンプレートを除くすべてのタイプのプロジェクトで使用できます。Collaborationでは、プロジェクトのメモリー使用量はプロジェクトのごみ箱にあるオブジェクトも含めて計算されます。

ごみ箱からは、すべてのアイテムを一度に削除することも、機能エリア別にそれぞれのすべてのコンテンツを削除することもできます。 また、プロジェクトからの削除を取り消すアイテムを個別に指定することもできます。ごみ箱から削除したアイテムの削除を取り消すことはできません。 削除を取り消したアイテムは、ルート・フォルダに移動されます。

注意: Oracle WebCenter Collaborationには2種類のごみ箱があります。もう1種類のごみ箱は、プロジェクトから削除された特定のアイテムではなく、プロジェクトの削除を管理するために使用します。詳細は、ごみ箱用のシステム・フォルダを参照してください。

アプリケーション・ビューで使用されるその他のエクスプローラのように、プロジェクトのごみ箱には、ツール・バー、階層構造のナビゲーション・ツリー、テーブル・ペイン、および詳細ペインがあります。このトピックでは、ごみ箱でこれらを使用する方法について説明します。エクスプローラでこれらを使用する一般的な方法については、エクスプローラのナビゲーションを参照してください。

このトピックでは次の項目について説明します。

プロジェクトのごみ箱へのアクセス
削除が取り消されたアイテム

プロジェクトのごみ箱のアクション・バー

プロジェクトのごみ箱のナビゲーション・ツリー

プロジェクトのごみ箱のテーブル・ペイン

プロジェクトのごみ箱のプレビュー・ペイン/自動削除の設定

プロジェクトのごみ箱へのアクセス

プロジェクトのごみ箱へアクセスするには:

  1. プロジェクト・エクスプローラ、マイ・プロジェクト・ポートレット、またはコミュニティ・プロジェクト・ポートレットで、プロジェクト・リーダーの役割を割り当てられているプロジェクトを開きます。

  2. 「プロジェクトの管理」ドロップダウン・リストから「プロジェクトのごみ箱」 を選択します。

削除が取り消されたアイテム

削除が取り消されたアイテムについて、次のデータが復元されます。

機能エリア
アイテムの削除を取り消したときに復元されるデータ

タスク

すべてのタスク、タスク割当て、およびタスクの依存関係。

ドキュメント

編集の履歴と各バージョンのコンテンツ。

注意:プロジェクト・メンバーがドキュメント・フォルダを削除した場合は、このドキュメント・フォルダにあるすべてのサブフォルダおよびドキュメントの削除は取り消されます。プロジェクト・メンバーがドキュメント・フォルダの親フォルダを削除したり、別のプロジェクトに移動したりした場合は、新しい上位プロジェクト・フォルダにそのドキュメント・フォルダが置かれます。

ディスカッション

ディスカッションに含まれるすべてのメッセージ。プロジェクト・メンバーがドキュメントの親フォルダを削除したり、別のプロジェクトに移動したりした場合は、新しい上位プロジェクト・フォルダにそのドキュメントが置かれます。

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プロジェクトのごみ箱のアクション・バー

ツール・バーのボタンを使用して、アイテムの削除を取り消したり、ごみ箱を空にしたりします。

クリック項目
操作内容

選択したアイテムの削除を取り消します。このボタンをクリックする前に、テーブル・ペインで少なくとも1つのアイテムを選択する必要があります。

一度にごみ箱の中身をすべて空にするか、またはプロジェクトの機能エリア内のアイテムのみを削除します。このボタンをクリックする前に、ナビゲーション・ツリーでノードを1つ選択する必要があります。

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プロジェクトのごみ箱のナビゲーション・ツリー

ナビゲーション・ツリーでは、ノードを選択すると機能エリアで削除されたアイテム(タスク、ドキュメント、またはディスカッション)をテーブル・ペインに表示することができます。また、ごみ箱を空にするか、機能エリアで削除されたすべてのアイテムをごみ箱から削除することができます。

クリック項目
操作内容

プロジェクトで最近削除されたアイテムを表示します。テーブル・ペインに、削除されたアイテムが1ページで表示されます。テーブル・ペインが削除されたアイテムでいっぱいになっていると、削除されたアイテムがすべて表示されていないことがあります。

このアイコンをクリックすると、自動削除の設定がプレビュー・ペインに表示されます。

右クリックして「ごみ箱を空にする」を選択すると、プロジェクトのごみ箱が空になります。

このボタンは、ルート・ノードとも呼ばれます。

プロジェクト・メンバーによってプロジェクトから削除されたすべてのアイテムを、タスク機能エリア内で表示します。削除されたアイテムがテーブル・ペインに表示されます。

右クリックして「すべてのアイテムの削除」を選択すると、タスク機能エリアからすべてのアイテムが削除されます。

 

プロジェクト・メンバーによってプロジェクトから削除されたすべてのアイテムを、ドキュメント機能エリア内で表示します。

右クリックして「すべてのアイテムの削除」を選択すると、ドキュメント機能エリアからすべてのアイテムが削除されます。

 

プロジェクト・メンバーによってプロジェクトから削除されたすべてのアイテムを、ディスカッション機能エリア内で表示します。

右クリックして「すべてのアイテムの削除」を選択すると、ディスカッション機能エリアからすべてのアイテムが削除されます。

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プロジェクトのごみ箱のテーブル・ペイン

ナビゲーション・ツリーでノードをクリックすると、プロジェクトから削除されたすべての関連アイテムがテーブル・ペインに表示されます。テーブルを「名前」および「削除された日」の順にソートできます。デフォルトでは、削除されたアイテムは名前の順にソートされます。

プロジェクトで削除されたアイテムの重要な情報が、複数の列に表示されます。「削除された日」列には、各アイテムがプロジェクト・メンバーによって削除された日時が表示されます。テーブル・ペインにある他の列については、タスク・リストのテーブル・ペインドキュメントのテーブル・ペイン、およびディスカッションのテーブル・ペインを参照してください。

テーブル・ペインでアイテムを右クリックして「削除の取消し」を選択すると、そのアイテムがプロジェクトに戻され、ごみ箱からは削除されます。

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プロジェクトのごみ箱のプレビュー・ペイン/自動削除の設定

テーブル・ペインでアイテムを選択すると、プレビュー・ペインにその詳細が表示されます。

また、ナビゲーション・ツリーのルート・ノード(「ごみ箱を空にする」アイコン)をクリックして、プロジェクトのごみ箱を空にする自動削除機能の設定を表示および変更することもできます。自動削除の設定は、プロジェクトのごみ箱にあるすべてのアイテムに適用されます。次のいずれかを指定できます。

1日に1回、自動削除の設定で現在指定されている期間を過ぎたアイテムはすべて削除されます。

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