イベントの作成ページでは、イベント名を指定し、そのイベントに含めるパラメータを定義できます。イベントとそのパラメータを定義して「終了」をクリックすると、イベントが保存され、データベースにファクト表が作成されます。
注意: イベントを保存した後は、イベントおよびそのパラメータの名前を変更したり、イベントからパラメータを削除したりすることはできません。ただし、保存したイベントにパラメータを追加することは可能です。
このトピックでは次について説明します:
新規イベント
イベント・パラメータ
あらかじめ提供されているパラメータ
このセクションでは、新規イベントの名前を作成できます。作成するイベント名を基にしてイベントのファクト表の名前が決定されます。
設定 |
説明 |
イベント名 |
カスタム・イベントの名前をこのボックスに入力します。名前は長さが最大14文字で、文字、数字、スペースおよびアンダースコアのみを使用できます。 注意: ファクト表へのデータ送信時にデータベース内の列名ではなくこのページで指定したイベント名を使用するよう、OpenUsage APIを設定する必要があります。 |
表名 |
このボックスは読取り専用で、イベントのデータを格納するファクト表の名前を定義します。データベース内のカスタム・イベント表では、次の命名規則を使用します: ascfact_<event_name> (イベント名に含まれるスペースはアンダースコアで置き換えられます)。Oracle WebCenter Analytics提供のファクト表の詳細は、Oracle WebCenter Analytics管理者ガイドを参照してください。 |
このセクションでは、イベント・パラメータを作成および削除できます。
設定 |
説明 |
追加 |
新規パラメータを作成します。パラメータはイベントを保存した後に追加できます。 |
削除 |
パラメータを削除するには、パラメータ名の横にあるチェック・ボックスを選択し、このボタンをクリックします。 注意: 新規イベント・ページで「終了」をクリックした後は、パラメータを削除したりパラメータの名前を変更したりすることはできません。 |
名前 |
パラメータの名前をこのボックスに入力します。名前は長さが最大14文字で、文字、数字、スペースおよびアンダースコアのみを使用できます。この名前は、OpenUsage APIでパラメータを渡すときに使用します。 |
データ型 |
パラメータのデータ型を選択します。「文字列」を選択した場合は、このパラメータに関連付けるディメンションも選択する必要があります。 |
ディメンション |
パラメータが文字列型である場合は、このパラメータに関連付けるディメンションを選択します。 |
Analyticsには次のパラメータがあらかじめ提供されています。これらのパラメータは、デフォルトですべてのイベントに含まれます。
パラメータ |
説明 |
USERID |
イベントをトリガーするユーザーのID。ユーザーIDを設定するには、OpenUsage APIを使用する必要があります。 |
TIMEID |
イベントの発生ごとに作成される一意のID番号。この値はOracle WebCenter Analyticsによって設定されます。 |
VISITID |
イベントをトリガーしたユーザーのポータル訪問ID。注意: このパラメータは、ポータル内で発生するイベントのみに対応しています。この値はOracle WebCenter Analyticsによって設定されます。 |
OCCURRED |
イベントが生成された日時。日付/時刻スタンプの形式は、使用しているデータベースのタイプによって決まります。この値はOracle WebCenter Analyticsによって設定されます。 |
関連トピック:
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